立川御殿とも呼ばれる参勤交代の本陣旧立川番所院
立川は廷歴16年(797)に土佐国府から都に通ずる官道とされて以来、土佐の交通の重要な山越ルートでした。立川番所は、6代豊隆公の享保3年(1718)に藩主参勤交代の通路を海路から陸路に改めて以来、土佐路最後の藩主の宿所となり、藩主参勤交代の本陣として重要視され、岩佐口番所、池川口番所とならんで土佐の三大番所の一つでした。参勤交代の際には本陣が置かれ、この書院が藩主の休憩所であったことから「立川御殿」とも呼ばれています。土佐の山間では珍しい書院建築で、桁行19.9メートル、梁間12メートル、奇棟造り一部入母屋造り茅葺きの平屋建て、間取りは上段の間等全部で9室あり、国の重要文化財に指定されています。 |
風雅な趣をたたえる閑寂な寺国宝・豊楽寺薬師堂
豊楽寺は神亀元年(724)、僧行基によって創設された寺。別名紫折薬師とも称され、愛知県の鳳来寺の峰薬師、福島県の常福寺の嶽楽師とともに日本三大薬師の一つに数えられています。薬師堂は、平安後期藤原時代の優美な建築様式を今に残した四国最古の建造物で、国宝に指定されています。堂内には、阿弥陀如来像、薬師如来像、釈迦如来像があり、国の重要文化財に指定されています。 |
太古のロマンを運ぶ清楚な花定福寺の大賀蓮
奈良時代に名僧行基によって創建された定福寺は、本尊阿弥陀如来像を始め、日本唯一といわれる6体の笑い地蔵など多くの文化財が安置された真言宗の古刹。寺域は山里の静寂につつまれ閑静なたたずまいで、瓶設された定福寺ユースホステルではユニークな五大修行を開催することもあり、多くの外国人も訪れ国際親善の一翼を担っています。境内には、日本で7番目に設立された万葉植物園に蓮池があります。ここで毎年夏の早朝にあでやかな大輪の花を咲かせ、多くの多くの人々を楽しませているのが「大賀蓮」です。この「大賀連」は、千葉県の検見川の川底で、有史以前―原始時代から埋もれていたハスの実を、植物学の泰斗である大賀博士が丹誠こめて発芽育成されたもの。2千数百年の眠りから覚めた「大賀蓮」の薄紅色の大輪の花に太古のロマンを見ているようです。 ●開花期/7月初旬〜8月中旬 ●定福寺TEL0887・74・0301 |
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貴重な先人の遺産大豊町立民族資料館 この民俗資料館の資料は、定福寺住職が収集していたものに町として新たに収集を加え、昭和48年8月2日開館したもので約12000点の民具が収蔵され、その内容3000点が展示されています。 私達の祖先が使用した農耕用具、山林用具等の民具は、貴重な先人の汗と知恵が滲み出る生活遺産であるとともに、貴い文化遺産です。 等会館に収納されている12000点の中から、2595点が昭和57年4月21日付けで、「土佐豊永郷及び周辺地域山村生産用具」として国の有形民族文化財に指定されています。 ●大豊町粟生158番地 定福寺境内 |
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